2021年6月30日 茨城新聞掲載 

日本酒で境PR 「親子酒」、酒店と酒蔵が開発

茨城県境町伏木の中戸屋酒店(中村浩保店長)と境町の老舗酒蔵、萩原酒造(萩原康成社長)がコラボしてオリジナル酒を初めて開発した。親子や家族で日本酒を楽しんでもらいたいとの願いから「親子酒」と命名された純米酒は、幅広い年代層に愛される味に仕上げた。オリジナル酒で茨城県や境町の魅力を全国に発信するとともに、地元に根付いた伝統的な酒造りを広くPRしていく。

利根川の豊かな水と酒米「日本晴」、小川酵母で醸造した親子酒は、味と香りのバランスに優れる。日本酒を飲み慣れていない若者と、長年愛飲している父親が一緒に飲むことを前提に「全体的に辛口だが、若者が飲んでみたいと思えるように少しフルーティーな口当たりにした」(中村店長)。精米歩合60%で、親子の会話や家族のだんらんを邪魔しないように「酒の個性が強すぎず、毎日飲んでも飽きない味を追求した」(同)という。

高品質な原料にこだわり、手間暇を惜しまない萩原酒造と同店が目指すのは「日本酒での地元貢献」。親子に日常的に愛飲してもらうために価格を抑え、利益よりも“境の酒”のPRを優先した。萩原社長は「中戸屋酒店のオリジナル酒で、地元の良さを広めてほしい。今後は、酒蔵とコラボしてオリジナル商品をつくりたいという酒屋さんが増えてくるのでは」と話している。720ミリリットル入り1400円、1・8リットル入り2800円。

問い合わせは、中戸屋酒店様まで

  写真は中戸屋酒店が売り出したオリジナルの日本酒「親子酒」





  2020年雑誌掲載  






 2017年6月20日 茨城新聞掲載 

八千代産米で酒造り 農家3人、特産品考案


八千代町のコメ農家   けの川チラシ


地元産のコシヒカリで醸造した酒を町の特産品にしようと、八千代町のコメ農家が新銘酒造りを構想し、このほど一般販売にこぎ着けた。

特産品作りに取り組んだのは、同町の坂入隆さん(47)、飯ケ谷俊弘さん(41)、小林勝憲さん(39)のコメ農家3人。「コメの可能性に挑戦したい」(坂入さん)と、自分たちで育てたコシヒカリによる日本酒造りを構想。地域の萩原酒造(境町)に相談し、醸造を委託した。

鬼怒川西部の水田で、3人が収穫したコシヒカリ玄米約2520キログラムを酒米として使った。醸造に当たった萩原康久専務は「こうじにするのに苦労したが、甘めにすることでおいしくなった。日本酒で地域が元気になれば」と手応えを話した。

出来上がった酒は、純米吟醸酒「けの川」と命名した。常陸国風土記で、鬼怒川を「毛野河」、続日本紀(しょくにほんぎ)では「毛野川」と記していることから、この名を付けたという。720ミリリットル換算で約4000本を醸造した。

「けの川」の完成を受けて、八千代町は、特産品としてふるさと納税の新たな返礼品に加えたいとしている。大久保司町長は「今後も意欲のある人を後押しし、町の発展につなげていきたい」と期待を寄せている。

価格は720ミリリットル入り1300円(税別)、1800ミリリットル入り2500円(同)。憩遊館「やちよの湯」、下妻マルシェなどで販売している。





 2016年10月20日 

16年10月20日 茨城新聞
インターナショナルサケチャレンジ最高賞金賞受賞


金賞